乾燥肌は冬の乾燥する時期に起こることが多いですが、近年では一年を通して肌がかさかさしてしまうことがあります。
乾燥肌は皮脂分泌量が低下してしまったり、角質の水分量が減ってしまったりすることにより起こります。
乾燥肌になると肌が粉をふいたようになり、柔軟性がなくなってしまいます。
マスクをしていると保湿している気になることがありますが、マスクをしている場合でも鼻の下や口の周りがかさかさし肌がめくれてしまうこともあり、根本的な解決にはならないことが多いです。
アトピー性皮膚炎も乾燥していることが要因となっていることがあり、肌が乾燥することによって肌のバリアーがなくなり刺激に弱くなってしまいます。
乾燥肌を解決するには、肌を健やかにするヒアルロン酸やコラーゲン、プロピレングリコール、グリセリンなどが配合された美白化粧品を使用すると良いでしょう。
ヒアルロン酸やコラーゲンは肌の水分を保つ働きがあるので、保湿効果があります。
プロピレングリコールやグリセリンは肌への刺激が弱く、乾燥から肌を守ることができます。
乾燥肌は肌バリアーが弱くなっている状態でもあります。
この状態で紫外線を浴びてしまうとシミやそばかすの要因となることがあり、注意が必要です。
美白化粧品を使用する場合はプラセンタが配合されているものを選ぶようにします。
なお美白化粧品にはビタミンC誘導体が含まれているものもありますが、乾燥肌にとってビタミンC誘導体は刺激が強い可能性があります。
使用する前は手の平につけて様子をみてから使用するようにしましょう。
また、アルコール類が入っているものは多く入っているほど必要な水分まで奪ってしまう可能性があります。
天然の香料や着色料も刺激となることがあるので、気を付けます。
乾燥肌は一回なってしまうと改善するのに時間がかかることがあります。
肌のターンオーバーがうまくいくようになると改善してくるので、根気よく保湿を行うようにします。